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実はコロナにあやかってインビザラインをしていました。歯の矯正はこれで1割引!

コロナが収束に向かわなくてうんざりする日々が続いていますね。マスクを付けるのが当たり前な世の中になってしまいました。

皮肉にも口元が隠れている今、歯科矯正をする方が多くなっています。大人にもなると、話すたびにワイヤーが見えるのは避けたい…。でもマスクをしている今ならできるかも!と思う方が自然と増えてきました。とはいえ、食事をする時はマスクを外しますし、話さなくてもワイヤーが見え隠れするうえに食べ物も歯に詰まりやすいのがデメリット。

では、舌側矯正という歯の裏側にワイヤーを付ければマスクをしていなくても目立たないのでは?という考えに行きつきます。そこで価格を調べてみると、舌側矯正はとにかく高い!!

結局マスクを付けていても歯科矯正のハードルは高く見えてしまいます。

そこで、私が1年間実施してきた(今も実施中!)“見えない矯正”「インビザライン」を紹介します!

過去の矯正と経緯

誰も興味がありませんが、私は小学校高学年の頃からワイヤー矯正をしていました。

中学校に入って吹奏楽部に入り、楽器を吹くたびに矯正器具が唇をズタボロにしていきます…。当時は歯列よりも楽器をたくさん吹きたいという気持ちが大きく、ある程度歯列が揃ってきたところでやめてしまいました。(お父さん、お母さん、ごめんなさい💦)

その後、寝る時に付けるようにと渡された保定用のマウスピースは面倒になり、親からも「マウスピース付けたか!?」と口うるさく言われるのが嫌だったお年頃。気付いた頃にはマウスピースが入らなくなり、再び出っ歯に戻ってしまっていました。

大人になり、多少の美的感覚も養われると同時に残念な歯並びが気になり出しました。

再度歯列矯正をすることに罪悪感もありましたが、自分のお金だから誰にも文句言われないのと一生このままでは後悔すると思い、歯列矯正について本格的に調べ始めたのが29歳の頃でした。

その時歯医者さんに相談してみると、矯正には1年半近くかかると言われました。私は転勤が多く、同じ歯医者にずっと通えるタイミングを見計らっていたのですが、同時に「インビザラインなら転勤してもデータを共有して引き継ぎで診てもらえるのでは?」と調べました。

インターネット上には「データの引き継ぎをできる歯医者とできない歯医者がある」との情報がほとんどで、当時通っていた歯医者さんにも「あまり途中で歯医者を変えることは良くないかなー」と言われてしまいました…。

そして、迎えた転勤の辞令。

何よりも先にインビザライン対応の歯医者が新天地にないか隈なく探し、車で1時間という距離ではありますが素敵な歯医者さんに出会いました。

インビザラインとは?

InvisibleでAlign。つまり、見えないのに歯列が整うInvisalign。これはアメリカのアライン・テクノロジー社が発明したマウスピース型の矯正器具です。

インビザライン | インビザライン・ジャパン株式会社
マウスピース矯正のインビザラインについて情報を提供しています。

世界100か国以上、9000万人以上の利用者がいるという非常に安心できる矯正であり、なんといっても1週間に1回マウスピースをどんどん交換していって、いつの間にか綺麗な歯並びを手に入れることができるという代物です!

(キレ○ライン等の2万円から始められる矯正♪とは異なり、認められた歯医者さんがしっかりサポートしてくれます。)

1日あたりの装着時間は22時間であり、食事の時以外は常にマウスピースを装着します。

マウスピース以外にケースも用意されており、私はブラックを使っています。(こんなにカラフルなケースがあるなんて、歯医者さん教えてくれなかった…笑)

矯正の流れ

初診で「インビザラインをやりたいんですけど…」と申告しつつ、現在の歯の状態を診てもらいました。レントゲンや歯の型取りをしてもらい、インビザラインで歯列を直すことが可能か歯医者さんが判断します。また、様々な方向から口腔内や顔貌の写真を撮り、最後は笑顔で撮影。これはガミースマイルという上の前歯の歯茎が笑った時に見えるかチェックをし、矯正に反映させるためです。

私の場合は上顎前突(出っ歯)であり、ガミースマイル(笑ったら歯茎が見える)でもあり、下の前歯は叢生(ガタガタ)という状況からのスタート…。

そして、次に行うのが「iTero Element」という機械(バナナ大くらいの棒)を口の中に入れて、隈なく歯・歯茎のデータをとっていきます。データは逐次スクリーンに映されており、自分の歯列が立体的に表示されます。これは決して痛いものではないのですが、奥歯の向こう側まで撮影しなければならないので、口を開け続けることがただただ大変な作業です。

ここで得られた口腔内のデータはアライン社に送られ、1週間程度で歯を動かし終えた後の状態までシミュレーションしてくれます。これが「クリンチェック」です。

開始時の状況
終了時の状況

いかがですか?前歯が上下揃っています。これは62枚のマウスピースでここまで持っていけるよというシミュレーションであり、歯に付いているピンクの物はアタッチメントと呼ばれるもので、実際には白色で歯をより的確に動かすためのものです。

これは動画でも見ることができるので、実際に歯が動いている様子を体験できます。(今後YouTubeにアップ予定)

歯医者に通う頻度は最初は1週間毎診てもらっていましたが、今は3か月に1回程度!マウスピースをたくさんもらってどんどん消費していくのは達成感があります。

ちなみにマウスピースの○枚目で「IPR」をする人がいます。これはInterProximal Reductionの略。歯と歯の間をほんの少し削り、歯を動かすためのスペースに余裕を持たせることです。

本記事を書いた2月6日現在、あと22枚残っています。つまり3分の2終了!!62枚のマウスピース=1年ちょっとであり、私の場合問題がなければ7月16日に完了予定です☺

トラブル発生…

実は24枚目で以後のマウスピースを総作り替えすることになってしまいました…。

なぜかというと「アタッチメントがすぐ取れる!!」からです。

下の奥歯は虫歯治療の後にセラミックを被せており、歯がつるつるなのでアタッチメントを付けて2日以内に取れてしまいました。

「すいません、アタッチメントが取れてしまったんですが…」と毎週のように電話をしており、付けては取れ、付けては取れ…の無限ループ。

これにより、iTeroで再度現在の口腔内の状況をデータ取りし、今あるマウスピースを3週間使い続けながら新たにマウスピースが作成されるのを待ち続けていました。

結果として、該当の奥歯にはアタッチメントを付けない方法で実施するという方針に切り替わり、一時的とはいえ絶望感に苛まれていたのは事実です。

今はひとまず順調に進んでいるので安心♪

ちなみにマウスピースを作り直す!というイベントが発生しても、料金は据え置きです。追加料金はかかりません。

実際、装着感はどうなの?

マウスピースを取り換えるのは毎週土曜日。新しいマウスピースの袋の封を切り、透明なマウスピースを装着した時の圧迫感はたまりません!(え)

前期は奥歯を集中的に動かしている感覚でしたが、中期の後半にもなると一番気になる前歯を動かしているともあって、「この1週間で歯がまた動いていくんだ♡」という気持ちになります。

痛いか?と言われると、別に痛くはありません。歯がじんわり押されているという感覚は初日~3日目くらいまでありますが、マウスピースにフィットした週の後半は装着感を忘れてしまいます。

マウスピースを付けている間は水しか飲んではいけません。…と言われますが、私は紅茶もコーヒーも付けたまま飲んでいます。毎回取り外すのは面倒ですもんね。

もちろんマウスピースが薄く茶色に着色してしまいますが、どうせマスク付けてるし1週間で交換するし…と妥協しています。何か飲み物を飲む度に外すより、装着時間が長い方が個人的に矯正に対して忠実だという自負があるので、個人の責任にはなりますが、水以外飲んでも全く問題ありません!

何なら、付けたまま食事をしたことも数回あり…(笑)

食事の後に歯磨きすれば良いでしょ!くらいの軽い気持ちでいます。現時点で何も影響はないので、飲み会等ダラダラ飲食をしなければいけない時等はいっそのこと付けたままでも良いかもしれませんね。(もちろん個人の責任で!)

アプリで管理!

なんとマウスピースの装着状況を管理できるアプリも出されています。

TrayMinder - Google Play のアプリ
マウスピース患者様向けベストアプリ

これにより、外した時もリマインダー機能を使ってマウスピースを装着し忘れることがないですし、あと何日で矯正が終了するのかも表示されるのでモチベーションが上がります。

枚数にリンクして写真で記録を残すこともできるので、達成感も味わえますね。

慣れてきたら不要ですが(装着しているのが当たり前になる日が来る…!)、最初のうちはこのTray Minderにお世話になるのがベストです!

気になる料金…1割引とは?

インビザラインはずばり、税込767,800円。それに治療終了後に付けるリテーナー(保定用のマウスピース)が2つで税込66,000円なので、合計833,800円でした!

診察料はその都度1,000円から2,000円程度かかります。毎回歯のクリーニング等してもらえますが、毎週や毎月通うよりかは、自己責任で後半は3か月毎くらいで通っています。

ですので2021年の医療費は合計867,220円でした。

そして、これを1割引にする方法が、勘の良い人ならすぐ分かる「医療費控除」です!!

確定申告で「これだけ高額の医療費がかかりました!」と申告すると、それまで納めていた税金が還付されます。

私の場合、この867,220円を申告したら85,887円返ってきました!!

これで実質かかった医療費は781,333円!これは医療費控除をやらない手はありませんね!!

私はマイナンバーカードからeTaxにより申告しました。かなりお手軽にできるので、敬遠している方もオススメです。

医療費控除のための準備は、歯医者に行った後必ずExcelで診察料を記録しておくことが重要です。

下記から「医療費集計フォーム」をダウンロードしておくのがオススメです!

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まとめ

矯正終了まで残り約5か月ですが、鏡を見る度に歯が順調に動いている様子が分かるので、インビザラインを始めて良かったと心から思います。

マウスピースを付けていても取り外していても矯正をしていることがバレないってすごくないですか?

ちなみに年末年始に実家に帰った際、家族は誰一人気付きませんでした。(だからまだ矯正していることは秘密です)

もちろん職場の人も誰も知りませんし、いつの間にか綺麗になれるのが魔法のようです✨

コロナの影響がなくなるのはいつか分かりませんが、またマスクを外して笑い合えるような日々が戻ってきたら口元にも自信を持てるだろうという希望があるので、より楽しみにしています。

また、途中経過や終了時の様子をアップしていきます!!

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