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TOEIC840の壁~その厚さは5年~

TOEICのスコアアップに悩んでいる方はたくさんいます。TOEIC直前になって慌ててハイスコアのブログをはしごしたり、YouTubeで攻略方法を観てみたり…。基本的にはスコアが900以上の方がその勉強方法をブログ等で紹介しているため、「世の中には当たり前のように900以上の人がたくさんいる」という錯覚に陥るでしょう。私もその錯覚に陥りながら、900以上を目指している途上の人です。「〇ヶ月で200点UP!!」のようなキャッチフレーズも目にする中で、あえて現実に目を向けていきます。

TOEIC900以上の基準

TOEICで900以上をとれる方は全体の何%か知っていますか?答えはたったの3%です。最近では中高生も受験しているため一概には「非常に少ないですね」とは言えませんが、やっぱりすごいスコアですよね。

基本的には、TOEIC900を取得できるレベルというのは公式サイトに載っていませんが、TOEIC860以上はこのように表記されています。

Non-Nativeとして十分なコミュニケーションができる。

自己の経験の範囲内では、専門外の分野の話題に対しても十分な理解とふさわしい表現ができる。Native Speakerの域には一歩隔たりがあるとはいえ、語彙・文法・構文のいずれも正確に把握し、流暢に駆使する力を持っている。

https://www.iibc-global.org/library/default/toeic/official_data/lr/pdf/proficiency.pdf

書きっぷりを見ると十分すぎるレベルです。このレベルを持っていれば英語に苦労することはない、という雰囲気が存分に溢れていますが、それを目指している人にとっては大きな壁が立ちはだかっているように感じます。

別にTOEICで満点を取りたいとか、そんな高望みをしているわけではありません。個人的には900を超えればゴールと言っても過言ではないと思っています。

私のTOEICのスコア変遷

受験日ListeningReadingTOTAL
2015.1410430840
2015.3425390815
2015.5445395840
2019.3410425835
2019.5400405805
2019.11415410825
2020.1405430835

いかがでしょうか。2016年~2018年も受けているのですが、スコア表がどこかにいってしまいました(笑)見つけたら更新しますね。個人的には2014年にTOEICの勉強をする時間的余裕があり、がっつりやったおかげで700点台から一気に跳ね上がって840をとることができました。

この時やった勉強方法は宣伝でも何でもないのですがアルク英語教材の「TOEIC® テスト800点攻略プログラム」とそれに引き続き「 挑戦900点 TOEIC® テスト攻略プログラム 」でした。これはTOEICの勉強というよりビジネススキルを向上させるために様々なタスクに挑戦していく過程で自然と英語力が伸びているという、非常に実践的な教材でおもしろかったです。

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とは言っても、これが本当の実力なのか840を超えることがないまま5年以上の月日が経過してしまいました…。今まで熱心にがっつりTOEICの勉強をしているのかと問われれば、していない日もたくさんあるため仕方ないかもしれませんが、それにしても悲しすぎるこの現実。あまりにも840の壁が分厚すぎて「一応継続的に英語を勉強してるんだからそろそろ900取れても良いじゃない」という甘い考えはすぐさま打ち砕かれていきます。

私が考える私の英語の実力

では、840を超えられない私は自分の英語に対してどのようにそのレベルを自己評価しているのか考えてみました。


語彙力は何となくで聞いたことがあるようなものはフィーリングで何となく当たってしまうことがよくある。熟語は知らないものもたくさんある。特に簡単な動詞+α的なもの。

文法は大学受験でやるような内容を完璧に覚えているかと言われると、実はそうではない。倒置とか仮定法とか時制とか、何となくのフィーリングであり、よく理解していないかもしれない。Part 5は最後に5分くらいで一気に解いているので、どれも直感で回答している。

構文は昔暗記させられたりしていた部分もあったが、改めて聞かれると構文が何なのかよく分かっていない。

英会話では”get” “take” “come” “have” “go” を動詞として組み合わせていくだけで意味が通じてしまうため、わざわざ難しい単語を使わなくてもコミュニケーションが取れてしまう。

リスニングは実場面では聞き返したりスペルを確認したりすればいいので大きくは困らない。TOEIC中もストーリーに入り込めれば良いが、意外と単発モノのPart 2が弱い気がする。


こうやって見てみると、こんな感じで800以上取り続けているのもどうかしているように感じてきました(笑)

今後のTOEIC対策は?

私と同じように、そこそこ英語ができると周囲からは思われてしまう800ホルダーの方。絶対にそのスコアに満足していないですよね。900目指しているのになかなか取れないもどかしさは周りには伝わりにくいものです。

自分の弱点が分かればそんなに悩むことなく、そこを対策していけば良いのですが、意外とバランス良いスコアなので弱点がよく分からないというのが今の私の悩みです。

簡単に考えれば、間違ってしまった問題が一定数ある以上、全てをやれば良いのでしょうが、それはそれでやる気が起きません。楽してスコアアップしたいわけではありませんが、効率よくやりたいですよね。

…2020年1月の郵送の結果が届きました。とりあえずReadingの弱点は明らかに語彙と文法でしたね。

ここで効率良くTOEICスコアを上げるために模索した結果、SANTA TOEICというものに出会いました。AIの力を利用して学習できるアプリです。

なかなか840の壁を越えられないと思っていましたが、1年間ゆるりとSANTA TOEICを利用して885点までアップさせることができました。目標の900点まであと少し。一歩一歩前には進んでいるので、この調子で弱い部分を強化していきたいと思います。

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