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鹿児島・【鬼滅の刃】伊之助ファン&しのぶファンなら和気神社

鹿児島県霧島市の山奥に少し変わった神社があるのはご存じですか?それも最近大人気の漫画「鬼滅の刃」ファンが喜ぶような場所でありながら、今は知る人ぞ知る場所としてかなりおすすめの神社なのです。今回はそんな神社を紹介したいと思います!

国道223号線を通っていると、霧島の良いものがたくさん置いてある食品・雑貨屋さんとも言うべき「きりん商店」という古民家風のお店が見えてきます。そのすぐ近くに「和気神社(わけじんじゃ)」という大きな看板があり、何度か存在は知りながらも通り過ぎるだけだった私は、今回時間的余裕があったため和気神社に行ってみることにしました。

細い山道を登っていくと、急に開けた場所が見え、そこに駐車場があります。その傍を見るとにシロツメクサが咲いてあり一人で四葉のクローバーを探してみました(笑)

当然見つかることもなく、神社の方に向かうと大きな絵が掲げられていました。

「日本一の大絵馬」がお出迎えしてくれました。絵馬に描かれているのは神様?と大きな猪です。どういう由緒がある神社なのか気になりますよね。

NHKの大河ドラマ「篤姫」が放映されて以降、鹿児島県内にはそれまで西郷隆盛に関する史跡しか印象に残っていませんでしたが、至る所に篤姫ゆかりの地として看板が増えてきたような気がします。「篤姫」が放映されたのが2008年というもう干支一回り経つんだと思うと時の流れは早いですね。この看板はそれ以上前に設置された可能性が大だと思いますが…。

大絵馬にいた神様らしき人は奈良時代の和気清麻呂公ということが分かります。ただ、篤姫との関係性はあまり分かりませんでした。そして猪についても特にここでは触れられていません。

さて、説明文の冒頭にもあるように「坂本龍馬がこの地域を訪れた」とありますが、お龍との新婚旅行で来たみたいです。鳥居をくぐっていくと、「日本最初の新婚旅行の地」という看板と碑がありました。

そして、この和気神社が有名な所以の1つとして挙げられるのが、隣接している和気公園いっぱいに広がる藤棚です。4月下旬から5月上旬にかけて満開になり、「藤まつり」が開催される模様です。

3月下旬に行ったので、まだまだ藤の花の気配とは程遠い公園だったのは少し残念でした。ぜひ藤の花のタイミングで行ってみたいですね。

「藤まつり」公式ページから引用

引用させてもらいましたが、本当に幻想的な世界に引き込まれるようです。

藤の花となるとみんな思い浮かぶのが「鬼滅の刃」ですよね!!藤の花は鬼除けであったり、「藤の花の家紋の家」であったり、蟲柱・胡蝶しのぶのモチーフの花だったり…。この写真と胡蝶しのぶがぴったりすぎる。YouTubeでも色んな人が胡蝶しのぶのコスプレをしていますが、ぜひコスプレイヤーの方はこちらの和気公園がおすすめですよと言いたいです(笑)

で、神社の方ですが、本物の白猪、その名も「和気ちゃん」が飼われています。

「わけちゃ~ん!」って声を掛けると、「ふんがっ!」っていう返答が返ってきました。1頭飼いなのでいくらか寂しそうな表情が印象的ですが、一生懸命砂を掘っていました。

境内に向かうと、狛犬が鎮座している位置を陣取っているのも雌雄の猪です。

本殿の手前にも藁で作られた猪がいます。

まさに猪づくしの神社です。猪と言えば「猪突猛進」。足腰が強くなるようにというご利益もあるそうですが、獣の呼吸の使い手である嘴平伊之助を彷彿とさせます。伊之助ファンにはうってつけの神社ですね。

さて、猪がこの神社で大切に扱われている理由として、奈良時代に和気清麻呂公が島流しとなる際に福岡県にある宇佐神宮に参詣したとき、猪の大群が和気清麻呂公を案内してくれたそうです。そのため猪がこの神社ではシンボルとして大切にされているのですね。社務所では御守りや御朱印帳等も売られています。

どれも猪と藤の花の組み合わせが可愛すぎますね。ふらっとたどり着いた神社が鬼滅の刃感たっぷりで、非常にわくわくしました。あまり人がいなかったのでゆっくり散策できましたが、藤の花が満開になるシーズンは盛り上がること間違いありません。

散策がてら、歩いて道路を渡ってすぐのところに「犬飼の瀧」があります。

遠くに見えますが、行ってみると圧巻です。こちらも併せて楽しんでいただければと思います。

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