兵庫県には「日本風景街道」、英語で言うとScenic Byway(シーニックバイウェイ)としていくつかの道路が指定されているのですが、その中でも「デカンショ街道」という愛称で親しまれている国道372号線があります。
デカンショとは、兵庫の丹波篠山市に古くから伝わる民謡「デカンショ節」が由来だそうです。このデカンショ街道は丹波の自然溢れる木々を感じながら走ることができるドライブに適した道なのですが、ここを走っていると偶然現れたのがお蕎麦屋さん「自然薯庵」です。

ちょうど小腹が空いていた頃。茅葺屋根の古民家はワクワクさせますし、庭の造りも風情を感じます。

ここのお蕎麦は、名前の通り自然薯を使っているそうで、歯応えがあって麺の1本1本から味を感じることができます。また、天ぷらも地元の素材を使っているので、旬の味を楽しむことができます。

旅はやっぱりこのような出会いがあることが醍醐味ですよね。知らない土地で発見したときのトキメキは何物にも代えられません。
さて、大満足でお店を出るとすぐ隣に何かオシャレな建物を発見しました。

レトロなアメリカン雑貨があって本当に可愛い。どうやら「カントリーハウス」というカフェのようでした!


カフェの中をうろうろ歩き回らせてもらうと、古いアメリカンな耕運機(?)が置いてあったり、お花が咲いていたり、全てが絵になる感じです。
お蕎麦を食べた後でしたが、カフェの本気度が分かるメニュー「カレー」を注文!

きのこがたっぷりで、本当に優しいお味。ルー自体はシンプルで、美味しくいただきました。もちろん食後のウィンナーコーヒーも忘れずに。

クッキーが付いているのは嬉しいですね。スプーンも工具みたいで可愛いです。他にも店内にはたくさんの雑貨が飾られていました。
下調べをせずにたまたま通りかかった道沿いに現れたお蕎麦屋さんとオシャレなカフェ。わざわざ調べてでも行ってもらいたい自然に囲まれた場所でしたので、とてもオススメです。
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