ケアは必要?
トラベラーズノートの醍醐味はなんといっても革の経年変化を楽しめることです。
トラベラーズノートを買った当初の傷のない状態から、使い込んでいくうちにブラスタグの傷や爪で引っ掻いてしまった痕等、気になる傷がたくさんついてしまうのは仕方がないこと。これすらも経年変化の一部として楽しんでいくことが革を育てていくうえでの大前提かもしれません。
とはいっても、革の乾燥は大敵!しっかりと定期的に保湿してあげることにより硬い状態から柔らかい状態を維持できるまでの良質なものへと育て上げることができます。そして、柔らかくなればなるほど、以降にできてしまった傷は布で少しこするだけで消えてしまうという革本来の能力を引き出すことにつながります。
「定期的なメンテナンスなんて面倒では?」と私も思っていましたが、普段からトラベラーズノートを手にしていると、不思議とその可愛さからついつい綺麗にしてあげたいと思ってしまうのです。
今回は普段私が月1回のペースで実施しているお手入れの方法とグッズを紹介したいと思います。
使っているケア用品は2つだけ
まずはケアに使っているグッズを紹介します。といっても、たったの2つだけです!

まずはブラシ!これは豚毛とか馬毛とか色々迷うかもしれません。私もどっちにしようかしばらく迷っていました…。革のブラッシングとは言えども、あまりに硬い毛で傷がザーーっと入るのが怖かったので、最初は馬毛にしてみました!
無印良品の「くつほこり取りブラシ」です。
これはネットで購入するよりも実際に肌触りを確認したいと思い、無印良品に行って購入しました。 多分今ブラッシングしてる感覚だと豚毛でも問題ありません!
そして革用のクリームとして使っているのが「ヌメ革用ナチュラルレザークリーム toujours」です。 別にトラベラーズノート自体はヌメ革ではないのでこれにする必要は全くありませんが、他に持っている革製品に合わせて購入した気がします。
色々な人のブログを見るとこちらの方が多い気がします。Collonilの1909という革クリーム!

レザークリームの大定番!Collonil 1909 シュプリームクリームデラックス100mL
保湿できる革用クリームであれば、何でも大丈夫です!
トラベラーズノートのケア方法
では、早速実際にケアしてみたいと思います!
まずはブラスタグを通しているゴムを外します。

ゴムを外したら全体的にブラッシングすることで埃を落としていきます。

ブラッシングが終わった後は、革用のクリームを薄~く塗り込んでいきます。私はクリームを塗るための布に眼鏡拭き用の柔らかい布を使用しています。

塗り終わったらそのまま自然乾燥!たったのこれだけです。
このケアをしてあげるだけで、革の寿命が大幅に伸びます。他の革製品も同じようにケアしてあげてみてください。ケアをしてあげるだけで革の寿命が大幅に伸びますので、他の革製品も同じようにケアしてあげてみてください。私の場合は、お財布にも同様のケアをしてあげています。
どうでも良いですが、お財布はm+(エムピウ)という東京の下町・蔵前にショップがあるところで2015年頃に購入しました。


m+ エムピウ 財布 MILLEFOGLIE 革

使い始めて5年経過しますが、全くお財布を新調しようという気がしません。それまでは約2年ごとに新しいお財布はどうしようかと思っていたのに、革独特の艶が出始めてからは可愛くてしょうがないのです。
もちろん、お財布なので使用しているうちに爪で引っ掻いてしまうことはよくあるのですが、引っ掻き傷は布で撫でるだけで綺麗に消えてしまいます!これが本革のすごいところですよね。上の実際の写真を見ても、傷が全くない(気にならない)のがお分かりいただけると思います。
トラベラーズノートのブラスタグもそうですが、このお財布も留め具が真鍮になっているため、革と同様に経年変化が楽しめます。革と真鍮の組み合わせってズルいですよね。
トラベラーズノートは2018年から使い始めてますが、このお財布と同様に革製品の可愛さを存分に引き出していければと思っています。
購入時からの経年変化については、別の記事にて紹介していきます!
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