全国通訳案内士ってどんな資格?

試験対策

全国通訳案内士の概要

2020年という節目を迎え、何か新しいことにでも挑戦しようと思い、色々な資格を調べていたところ、【全国通訳案内士】というものに出会いました。旅行も英語も好きだからちょうど良いんじゃないかという甘い考えが発端です。全国通訳案内士とは、観光庁が定める国家資格で、その合格率は5~10%であり、現在25000人の全国通訳案内士がいらっしゃるそうです。語学に関わる国家試験はこの全国通訳案内士だけであり、最難関資格の一つとも言われています。

観光庁のもと、日本政府観光局(JNTO)がその実務を担っており、観光立国の実現に向けて訪日プロモーション事業を行っています。その一つとして全国通訳案内士の試験を担当しているのです。

全国通訳案内士は、通訳案内士法において「報酬を得て、通訳案内(外国人に付き添い、外国語を用いて、旅行に関する案内をすることをいう。)を業とする。」とされています。全国通訳案内士は国家試験に合格した方であって、高度な外国語能力や日本全国の歴史・地理・文化等の観光に関する高い知識を有するものであり、「全国通訳案内士」として都道府県の登録を受けた方々になります。

平成31年4月1日現在の登録者数は25,239人に達しています。通訳案内士試験の外国語の種類は、英語、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語及びタイ語となっています。通訳案内士試験は、年齢、性別、学歴、国籍などに関係なく受験が可能で、平成30年度の通訳案内士試験には753人が合格しました。

全国通訳案内士(通訳ガイド)は、単に語学力が優秀であるだけでなく、幅広い知識、教養を持って日本を紹介するという重要な役割を負っています。外国人旅行者に日本の良い印象を持って帰ってもらうことは、正しい日本理解の第一歩となり、全国通訳案内士(通訳ガイド)の仕事は、“民間外交官”とも言える国際親善の一翼を担うやりがいのある仕事です。  

https://www.jnto.go.jp/jpn/projects/visitor_support/interpreter_guide_exams/about.html

試験の日程は、

  • 5~6月:願書受付
  • 8月:筆記試験
  • 11月:筆記試験合格発表
  • 12月:口述試験
  • 2月:最終合格発表

というように、年1回にして長丁場の試験となります。

筆記試験の試験科目

その試験科目は、

  1. 日本地理
  2. 日本歴史
  3. 産業、経済、政治及び文化に関する一般常識
  4. 通訳案内の実務

ということで、日本人として日本を見つめ直すのにも非常に良いのではと興味を持ちました。また、通訳ということで外国語の試験もありますが、英語に関して言えば

  • TOEICスコア900以上
  • 英検1級

という決して易しくないレベルを保持していれば免除となるようです。まずは英語の試験が免除になるために、現時点ではTOEICのスコアアップを目指していきます。もしかしたら英検も同時並行にやるかもしれませんが、ひとまずTOEICです!

ちなみに、英語以外の外国語は、フランス語、スペイン語、ドイツ語、中国語、イタリア語、ポルトガル語、ロシア語、韓国語、タイ語があります。非常に幅が広いので、英語に限らず得意な言語で受験することができます。

筆記試験の合格基準は、地理と歴史がそれぞれ100点満点中70点以上一般常識と実務がそれぞれ50点満点中30点以上と、明確に定められています。これら4科目の試験に全て合格した方が次なるステージへと進めます。

口述試験の内容

筆記試験で合格できれば次に待つのが口述試験です。ここでは実際に英語で試験が行われ、通訳案内の現場で必要とされるコミュニケーションを図るための実践的な能力が問われます。

筆記試験対策で得た知識を全て英語に置き換えて駆使していくので、なかなか日常では使わない英語のオンパレードになるでしょう。そのためにも、日頃の筆記試験対策も英語と併せて語彙力を増やしていくことが必要かとざっくり作戦構想を練りました。

具体的なイメージは、YouTubeの手を借ります(笑)

新・面接再現動画ー全国通訳案内士試験二次口述はこう行われた!新課題「実務トラブル」まで完全に再現!(改訂版)

「PEP英語学校」の先生が紹介している動画は他にもいくつかありますが、どれも非常におもしろいものばかりです。「PEP英語学校」はこの全国通訳案内士の口述試験を中心に、各種通訳のノウハウについて学べる学校だそうです。

ツアーガイドの現状

今の仕事では、外国人と話す機会がないわけではありません。来日した外国人をもてなす、または海外出張の際に自分の国を正しく紹介できるという意味では、非常にチャレンジングでありながらも役立つ知識だと思います。このような話をアメリカから出張で来日された方に先日お話したところ、こんな答えが返ってきました。

僕の友人が日本で旅行したときにガイドを頼んだらしいんだけど、神社仏閣に行ってもThis is a shrine.っていうレベルの説明しかなかったらしいよ。そんなの見れば誰でも分かるのにね。

現在、外国から日本に観光で来るお客さんは増えています。オリンピックもあります。2017年の法改正により【全国通訳案内士】の資格を持っていなくてもガイドができるようになり、それのデメリットがこういう形で表れるのは悲しいですよね。もちろん語学を活かして無資格でガイドしている人はたくさんいます。でも私は自分に対する自信として国家資格を目指したいと思います。

今後の夢

国立大学の文系卒なのに、日本語で地理・歴史を正しく説明できない私。TOEICは定期的に受け続けているにも関わらず、ここ5年くらい840前後で安定してしまっている私。そういう自分からの脱却として具体的な目標を立てないと目的意識を失ってしまうので、【全国通訳案内士】を目指すことに決めました。

ゆくゆくは、何もまだ始めていないド素人な私が【全国通訳案内士】合格に向けて奮闘するだけのブログではなく、どなたかの受験を考えるきっかけ、情報交換の場、その続きとして【全国通訳案内士】取得後の活動をお知らせできるブログとして発展できればという野望もあります。

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